アベノミクスの効果と是非を問う選挙戦が繰り広げられていますが、
景気状況を色濃く反映するボーナスの支給時期ももうすぐですね。
2014年冬のボーナス動向について調べてみました。
2014年冬のボーナス平均支給額は上昇
2014年冬のボーナス推定支給額は、全体平均で58.5万円となり、昨年よりも1.4万円(2.5%)のプラスとなった。
価格.comの調査では、昨年に比べ増加する見込みとなっています。
もちろん平均なので、大きく上がる所もあれば、下がるところもあるはず。
ただ、その一つ一つは拾えませんので、平均値でみることにしました。
全体的には景気が回復傾向にあると、このデータでは見て取れます。
更に、大手企業と中小企業で分けてデータはこちら。
アベノミクスの効果が大手企業2014年冬のボーナス見通しに出てる!?
額面上昇も満足度は下降気味?
2014年冬のボーナスの支給見込み額を聞いたところ、平均が55万3,000円と2013年の同時期より2万2,000円アップしたが、ボーナスの支給希望平均額は69万5,000円と、見込平均額と希望平均額では14万2,000円の差があった。2013年同時期と比べて3割以上の人が「景気が悪くなっている」と回答
しかし、このようなデータもあります。
平均的には支給額がアップするにも関わらず、
昨年比で3割の方が景気が悪くなっていると感じているようです。
また、支給希望平均額(妥当だと思う金額の平均)との差はまだ14万以上もあります。
数字は微増だが、それ以上に物価高騰や税率アップの影響が
強く印象づけられている側面もあると私は思います。
平均支給額手取りに換算するといくら?
価格.comの平均支給額(585,000円)で試算してみましょう。
計算は、賞与(ボーナス)手取り額の計算(シミュレーション)でやってみました。
585,000円のボーナスが手取り時には468,035円になる結果に。
実に20%近く引かれてしまいます。。
しかも、年金や健康保険額は高齢化の影響で年々増加することがほぼ確定的です。
今後、天引きされる割合も増えていきます。
使い道は決まっているのか
支給されるボーナスの使い道を聞いたところ、63.8%の人が「貯蓄」と答え、一旦は見送りされたものの、やはり今後の消費増税や景気の変動に対して備えるといった保守的な傾向となった。
7割に迫ろうという人々が貯蓄。。
そうですよね。
今の社会情勢を鑑みると、とりあえず
備えておくべきと思うのは当然だと思います。
ボーナスの正しい使い道はまずは貯蓄!という情報も良く見かけます。
しかし、皆が貯蓄という守りに入るということは、
消費されずに物が売れない
↓
結果企業が潤わない
↓
従業員の給料、特にボーナスは増えない
この悪循環がまた繰り返されてしまいます。
多くの人々が、今回はパァーッと使おう!とならないと
景気回復はなかなか本格化してこないのではないでしょうか?
実際の使い道とは異なる「2014年冬のボーナスで本心で使いたい使い道」について聞いたところ、第1位は商品やサービスを購入・利用との回答が多く、その内訳は1位に旅行やレジャー、2位に衣料品や靴、バッグの購入、3位に外食と、いつもより高いものを、いつもより多く買いたいというの消費者の心理が明らかとなった。
※いずれも引用元はマイナビウーマン
これは非常に面白いデータですね。
本当はこんなふうに使いたい!と皆さん思ってるというわけです。
この願望が行動に変わるのはいつなのか?いくらなのか?
それは、先にご紹介したボーナスの支給希望平均額である695,000円、
これがボーナス平均支給額になる時なのではないでしょうか?
まだ14万以上の乖離がありますので、本格的な景気回復はまだ先のようです。。
14万円以上の差をまず5万円埋める選択肢があるとしたら、興味ありますか?
今の仕事だけでは、収入は増えない。
ボーナスもいつなくなるのか分からない。
この不安や悩みは、14万以上の乖離がなくなるほどの景気回復が起こらないと消えません。
そんな日はいつ来るのか分かりませんし、来ないかもしれません。
指を加えて、ただ待ち続けることにしますか?
もし、仕事を続けながらネットで新しいキャッシュポイント(収入源)を
生み出す方法があるとしたら…。
私はその方法を知っています。
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